少しづつ、ゆっくりと進んでいる「型式住宅のリフォーム」計画ですが、キッチンの内容を詰めていくということで、上野毛にあるキッチンハウスさんにクライアントとともに打合せに行ってきました。
できるだけたくさんのものを見て知って、確認して選んでいきたいというクライアントですので、まだまだショールーム巡りは続けますが、キッチンはそろそろ決め込みましょうということで、シンクのサイズ、機器類、キッチン家電の収納方法など、具体的に、図面化するための打合せをおこないました。
機能的な部分での整理とともに、素材感の再確認もしています。
最近はカウンター材がどんどんと良くなってきています。
ステンレス、人工大理石、クォーツストーン、セラミックストーン、などなど、キッチンカウンターに求められる性能を突き詰めて、どんどんと進化しているのですが、金額も高額になってきています。はたして、そこまでの性能が本当に必要なのだろうかと考えてしまいます。
これまで作ってきたキッチンを、クライアントは、今でも十分に満足されていますから。
つい数年まで人工大理石なら、水分も吸わず熱にも強い、補修のできて最高ですっていてたのが、セラミックとは比べものにならないような扱いです。
キッチンハウスで面白いのは、カウンター材にもメラミン化粧板があることでしょうか、最近のキッチンメーカーではあまり見なくなってきているのですが、なかなかこれも良い味があるように思います。使い方ですね。
素材の組み合わせもみていただきました。
カウンター材だけでも色々選べるわけですが、扉材も同様に仕上げ素材の種類は豊富です。
しかも色合いも考えると、みなさん悩まれてしまうのではないかと思えるほどです。でもそこは、お好きな色味、素材感を確認していただくにも良いかもしれません。
落ち着いた暗めの色、重厚な素材感がお好きなようでした。
我々としては、室内の作り込みや購入予定の家具などバランスを考えて、提案していくことになります。
07
19 キッチンショールーム再び
19