05
11
 「借景のある家」展に参加しています。


今日から始まったリビングデザインセンターOZONEのイベント「借景のある家」展にギルド・デザインも参加しています。
現在、リビングデザインセンターOZONEでは、館内で、生活と植物をテーマに様々なイベント展開中という事で、そのテーマのなかでの建築との関わりで「借景」をキーワードにした建築展を開催するという事になったようです。
ギルド・デザインからは、山の中腹傾斜地に建ち、富士山を遠望し、尾根の緑、盆地の街を見おろしながら、季節の移り変わりを楽しんでいただく住宅「季節を見おろす家」の建築模型と写真パネルと展示しています。
ギルド・デザインは前半の5月11日から30日までの展示です。
 
「借景のある家」展  https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/286
会期:5月11日(木曜日)〜6月20日(火曜日)  水曜休館
*1期は、5月30日まで。
時間:10時半〜19時
会場:リビングデザインセンターOZONE  3F OZONEウェルカムプラザ
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー

02
18
 キッチン搬入

天気は快晴ですが、まだまだ山の村々には雪の残る中「中庭を造る減築リフォーム」の現場に、向いました。
初狩PAからの富士さんは、山中を走る中央高速では、数少ないビューポイントです。
富士には近づいていくのに、手前の山で隠されちゃうんですね。

現場もそろそろ大詰めです。
プラスターボードが貼り終わり、クロス張りの後の工事が絡む部分から、内装屋さんの下地処理が始まっています。

ここは勝手口やキッチン裏の収納エリア。クロス張りの後には大工さんの棚付けが始まります。

2階は、ほぼ仕上がりです。後は電気屋さんの器具付け。
壁はプラスーボードのまま仕上。床は構造用合板として普段は隠れてしまうラーチ合板を、丁寧にサンディングしてもらってケバなどがないようにしてもらい、ウレタン塗装をしています。

壁のプラスターボードは、大工さんがかなり気を使ってビス止めしてくれました。
ローコストではありますが、大工さんの手間は余分にかかってしまいますね。
まだ、わんぱく盛りのお子さんたちが、何をしてもいいように、スキに汚した後に、クロスか塗装で仕上げる予定です。

キッチン家具も搬入されました。耐水性の高いロシアンバーチをカウンターに使い2mmのステンレス板をのせています。ロシアンバーチの積層の木口をみせるカウンターデザインにしています。
キッチン工事として、アイランドのカウンターとバックの収納家具を造っています。食洗器をあけると、ちょうどバックには食器収納の引出しが向かい合うようになっていて、さっさっと食器が収納できます。
クライアントとの打合の中で、大皿収納は重ねておくのではなくて、竪仕切り板を入れ、立てて収納するようにしてみました。
仕切りの中に1枚づつか2枚、お皿が納まる予定です。

 
現場での打合の後、クライアントとともにおいしい昼食へ。
この日は、市役所の近くにある「FourHeartsCafe」
山梨県産の野菜やたくさんのワインのあるお店で、車で来ていたのでワインが飲めずに残念でしたが、有機野菜のパスタをおいしくいただきました。


 

11
26
 引渡1年後の竣工写真

「季節を見おろす家」の竣工写真撮影にお邪魔してきました。
お引っ越しの後は、しばらく後片付けでたいへんだし、せっかく撮影させていただけるなら富士山がくっきり見える時期で、ということで竣工後1年過ぎたこのタイミングでお願いした甲斐がありました。
ダイニングの南の小窓から、ほら富士山!

キッチンに立つと、ダイニング越しのバルコニー窓からお隣の山の紅葉が。
ちょっとタイミングが悪く、色が落ちた木々もあるのですが、この窓からは季節の変化を山の木々の移り変わりで楽しめます。キッチンは季節の変化を楽しむベストポジションなのです。

皆さんにお手伝いいただいたおかげで、撮影は順調に進めることができました。


リビングからは、南の大窓から薪ストーグ越しに。


しっかり夜景まで撮影させていただきました。
カメラマンからの写真とどきましたら、順次こちらでもアップしますので、富士山がどんな風に写真の中に取り込めているか、お楽しみに。

04
1
 ひな祭り

久しぶりに、「季節を見おろす家」にお邪魔してきました。
昨年、バルコニー廻りからの雨漏りが見つかり、原因がはっきりしたところで、対策を施していたのですが、漏ってしまった部分の室内側については、しばらく補修工事を待って、処理した部分の間違いがないかの確認に時間をかけていました。
問題なく雨漏り対策ができたようでしたので、室内補修の状況確認と、保留になっていた外構工事の確認に伺った次第です。
おじゃまして驚いたのは、ひな祭りのお人形がまだ飾ってあったこと。
甲府では、おひな様は、4月3日まで飾るものなのだそうです。旧暦なのかとも思ったのですが、飾り始めは、新暦にあわせてということなので、ただ旧暦というのも違いそうですね。ご主人に伺ってもいわくはご存じなかったので、どなたかご存知でしたら、教えてください。

とても素敵なおひな様です。
久しぶりにバルコニーからの富士も堪能して、帰路につきました。 
 
 
 

06
6
 外壁の左官下地がそろそろ完了します。


現場の工事の進み具合は、天候に左右されるものなので、現場の監督さんは、工程を守って建主さんに予定どおりに引渡すために、よく天気を気にしています。
ちょうど外壁の左官工事が始まったところで、梅雨に入ってしまった「季節を見おろす家」の現場では、引渡の予定を守るために、天気をとても心配していたのですが、とてもありがたいことに、今年の梅雨は、今のところ、あまり雨が多くないみたいです。
おかげで、この一週間でだいたい左官の下地造りは終わってきました。
空梅雨とはいえ、さすがに梅雨ですね。
冬の間はくっきり見えていた富士ですが、かなりかすんでしまっています。

キッチンには、建主が悩み抜いた面材で造ったオーダーキッチンも取り付いていました。ゆっくりだったこの現場も着実に進んでいます。
ちょっと困ったことに、キッチンの一部で、こちらからの指示どおりにできていない部分や、まだ未調整なのか、きれいにまとまっていない部分が見受けられました。
そのあたりの修正点もちゃんと修正をお願いしていかなければなりません。