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 工務店の倒産

長く事務所を経営していると、こんなことも起こります。
ただ、これまでの経験では、竣工引渡のあとだったこともあり、工事自体には多くの問題はなかったのですが、今回は、工事途中におこってしまいました。
引渡後であっても、それからのメンテナンスなど、建主さんにはご迷惑、ご心配をかけることとなります。
随分と前のことですから、瑕疵保険のない時代です。工事の瑕疵で起こった問題やちょっとした不具合は、請け負った工務店さんに是正していただくのですが、そうなると、別の工務店さんにお願いしなくてはならず、負担は建主さんにかかってしまいます。
今回は、まったく工事途中。現在、このブログをあげられるようになったのも、少し先がみえてきたからですが、突然、工務店、社長、監督との連絡とれなくなり、対応に追われてしまいました。
2月後半は、いろいろ手につかなくて、ちょっと大変に状況になっていました。
社長さんにしろ監督さんも、とても良い人たちでしたが、会社経営となると別問題ですね。
確認申請の副本、瑕疵保険、これまでの施工報告書など、工務店が預かっていた書類もどこへいったのか心配でしたが、監督さんからの連絡で手に入れることができました。工事途中でありながらも、引き受けていただけそうな工務店さんも候補が見つかりました。
工事金額を少し細かく支払っていたので、大きな過払いもなさそうですが、それでも次の工務店さんとの工事契約では、負担増となるのは避けられないと思います。
管財人の方との話もこれからです。まだまだ、これから大変ですが、建主さんとしても前向きに進めていこうと話合っているところです。

カテゴリー: 仕事

2013年02月24日