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 事務所の勉強会でした。

土曜日は午後から事務所の勉強会でした。お誘いと受けていた清家清の住宅の見学会へ行ってきました。

1974年竣工というこの家は、僕がまだ愛知の実家にいたころのネスカフェのCMで見たはずの家、清家清が「違いのわかる男」として登場した時に使われた家だそうです。
40年も前の建物とはとても思えない家です。建主に愛され、丁寧に手を加えられていたのでしょうか。とてもそんな傷みをみせていません。もちろん、デザインも。
時代の空気が感じられる素材感や設備機器、そしてディテール。空間の構成もそうかもしれません。ただ、良いものはずっとレベルの高さを感じさせてくれるものですね。 最近の30代の建築家の中には、昭和初期の頃の建築への評価が高いそうです。
そんな懐かしいものへの価値の見直し、歴史の連続性を伝えている建築だと思います。


清家清の住宅を見た後は、同じく星川にあるベリーニの広場を久しぶりに見学。
これはこれで、時代の空気。
ポストモダンの力強さを感じさせてもらいました。