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 設備工事が進んでいます

電気の配管工事や、スイッチやコンセントなどのボックス取付が、始まったところで、建主さんに現場に来ていただき、現地で取付け位置の確認をしてもらいました。

図面の上では、何度となく確認していただき、変更調整もしてきているのですが、現場の方が、実際の間取りや空間を意識しやすいので、使い勝手も感じてもらいやすいですよね。
電気の工事につづいて、給排水の配管工事の職人さんも入ってきています。
給排水配管のルートについても、事前お打合せをしていたのですが、消費税前の混乱もあるようですが、本来提出してもらう施工図が出てきていません。
今回のリフォームでは、天井の高さをできるだけ取るために,配管ルートも無駄なく計画しています。 配管ルートが間違ってしまうと、天井が低くなってしまいます。
施工図が出てこないのはやはりちょっと問題でした。ルートに打合通りでないところが見つかり、さっそく修正のお願いです。

電気、給排水がたてに落ちていくパイプシャフトは、できるだけ既存を使っています。昔と比べると電気配管はずっと多くなっていますから、ちょっと窮屈そうですが、なんとかまとまりそうです。

バルコニー防水のための準備も進んでいます。排水のための横取りのドレインも取付けられていました。

外部では、外壁の直し工事、既存でクラックの入ったタイルの取替工事もゆっくりですが、進んでいます。取替部分タイルをていねいに落としてくれています。


ちょっとわかりにくいですが、この写真は外壁と屋根のALCの取合い部分で、その部分はほとんどのタイルにクラックが入っていました。シーリングもない状況でした。
今度は少し削って、コーキングによる防水対策を施します。
室内の建築工事は、サッシ、鉄骨階段の取付け工事が急がれます。
この建物は、直角だけでなく、鋭角部や鈍角部があります。既存図面ではその角度の指示がなく(あってもその通りではなかったでしょうが)、内部階段はそんな角度の部分に取り付きます。監督さんたちが,墨出と階段図面との確認に頭を悩ませています。

これまでの現場の様子はこちらからどうぞ →→ 「国道沿いの家」