神田川沿いの桜もまだまだ咲き誇る中、「父娘で暮らす大屋根の家」の現場では、基礎の配筋検査をむかえました。
この現場の基礎は、ベタ基礎ですが、一般のベタ基礎と少し違うのは、木造の基礎の多くが、その立上がり部分も構造的な梁と考えるのですが、この現場では、ベタ基礎下だけで基礎としての強度をとる考え方で配筋が決められており、地中梁は、かなりしっかりとした配筋となっています。
基礎の検査は、床版、地中梁、立上がりの各部分が、図面どおりの寸法で、図面通りの鉄筋の太さ、間隔で配筋されているか、鉄筋と鉄筋のつなぎ方は基準通りであるか、鉄筋コンクリートの厚みは適正であるかなど、一つ一つ間違いがないかを確認していきます。
基礎はとてもきれいにでき上がっていました。
午後からは、瑕疵保険の検査が入ります。
他には配管のためのサヤ管と補強筋、アンカーボルト、ホールダウン金物の取付の確認なども必要ですが、未施工であったため、後日再確認となりました。
監督さんとは、今後の工程、部分的な変更事項、次回打合のための事前確認事項などを連絡して、今回の打合を終了してきました。
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6 基礎配筋検査
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