ギルドデザインでは、住宅の断熱材として、セルロースファイバーを使うことも多いのですが、調湿性はないものの、同じく隙間なく吹付けられることで気密性を高くでき、少し安価な硬質ウレタンフォームの吹付けもよく使います。
「父娘で暮らす大屋根の家」では、硬質ウレタンフォームA種3を省エネ等級4となるような厚みで吹付けます。
屋根部分の吹付けは、先行して吹いてありましたので、この日は残っている壁部分の吹付けです。
吹付けの中に電気のFケーブルをそのまま埋めてしまうと、電線の熱の逃げ場所がなくなり、その熱のために、電線をいためたり、ひいては発火などの原因になるのではないかと、以前から気になっていました。
現場監督、電気屋さんに相談したところ、何か問題になった事例はないそうですが、そのような心配も、たしかにあるということで、見積計上していた工事ではありませんが、埋まってしまう配線は、CD管内を配線することで、空気が動くことで熱がたまらないようにしてくれました。
現場のすばらしい対応に、感謝します。
この日は、家具と建具の現場打合でした。
06
13 断熱工事
13