初めて舞台出演した演劇「建てまん」が、無事に楽日を迎えました。
楽日最終公演は、JR東日本が首都圏内の電車を計画運行停止するという台風の日で、8割ほどのお客様でしたが、連日、満員御礼の興行となりました。
この人にお願いして家を作ると、どんな困難な状況でも、建て主が喜ぶ家づくりとなるスーパービルディングウーマン「建てまん」こと、たてよう子が造る幸せな家のお話です。
住まいづくりについて、ちょっとしたアイデアと問題を織り込んだ3つのオムニバスになっています。
赤坂チャンスシアターという小さな劇場での公演ですが、場所は赤坂!一流です。
緊張しました。
お見苦しい私の演技であったかと思いますが、小劇場での若い俳優さんたちとの舞台を楽しんでいただけたことと思います。
ご来場くださった皆様には、感謝いたします。
僕としては、とてもとても貴重な経験をさせていただきました。
半年ほど前に、出演してみないって声をかけていただいた川島さんに感謝。
常に寄り添うように励ましてくれた主演女優のこばやかわチエさんに感謝。
褒めて持ち上げて、うまく演出指導してくださった小松さんに感謝。
セリフの掛け合いで、カバーしてくれた宮川さんと渡辺さんに感謝。
笑顔で迎えてくれた俳優さんや裏方さんに感謝。
です。
稽古に何回か参加させていただき、一つの舞台を作り上げることの大変さを知りました。
建築も演劇もおなじですね。
普段漫然としか見ていないドラマや演劇が、こんなにも時間をかけて作っていたのかと気付かされ、参加するみんなが、演技アイデアを出して試し、案を潰しては再構成する、開演してからも、日々進化していく舞台、その流れを見せていただけたこと、いや〜、楽しかったです。
みなさまの、またのご来場をお待ちしています。
そういえば、僕は学生の頃、歌って踊れる建築家になろうなんて言ってましたね。