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 竣工いたしました。(ラフ&タフ)

鰭ケ崎の家が竣工し、25日オープンハウスを開催いたしました。
外構工事がまだ残っていますので全ての完成は5月末、植栽、庭の整備も合わせれば夏頃になるかも知れません。部屋の延長と繋がるウッドデッキ、ハンモック、芝生の庭、立樹の木陰が楽しみです。ハワイアンリゾートをテーマとして計画した住宅ですので、夏姿はきっと似合うと思います。振返って見ると仕上の段階になってクライアントはじめ大工さん、監督さんも楽しんで、ラフでタフな仕上の遊び空間を創り合ってくれた気がします。
照明器具は抑え気味にしていますので、夜景は特に陰影で立体感、奥行感、素材感が引立ちます。特に高かな材料を使っていませんがハワイ杉の柔らかさ、レッドシダーの素朴な味わいと、コンクリート床の対比も違和感無く、落着く部屋になっています。
これから家具や小物が置かれ更に心地良いすまいになってくれると期待しています。

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 レッドシダーのサイディング

鰭ケ崎の家は外装を終え、内装仕上になりました。外壁は南ブロックはレッドシダーの下見板張り、北ブロックはブルーグレーのガルバサイディングで、大屋根を受ける中央棟は少しグレーがかった白いリシンの吹付けになります。正面の柱型にはアクセントの溶岩石を張り(積み?)上げます。

遠目に全体を見るとコンテナに木箱を並べたような 不思議な外観をしていますが、レッドシダーは直にグレーがかって落着いてきて、内部のコンクリートそのままの床とも調子が合ってくると思います。
子ども室のコーナー窓も綺麗に納めていただきました。

一部床のフローリングはアカシア材です。オイル塗装前ですのでまだ白っぽいですが、塗装後はぐっと色があがってきます。また、この床に合わせて建具の表面材用のハワイアンコアとハワイ杉の単板を突き板屋さんの山一商店さんに選定に伺いました。

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 仕上検討中

現場打合せです。
今日は外部仕上、アクセントで柱型を貼る溶岩石を赤か黒かとサンプルで検討です。

玄関、リビングの壁、アプローチの腰壁にも張る事となり、となるとハワイ空港のイメージで赤でしょうか。色々な素材がぶつかり合う上でも最終的には落着いた雰囲気でまとめる為に木部はやや古びた感じにオイルで着色し調整しようと思います。   棚板・甲板は杉板を使いワイヤーブラシでエイジング加工します。
一部外壁と軒天はリシン吹付け こちらはややグレーがかったアイボリー?に。

並べて見るとサンプルのレッドシダー、フローリングのアカシア これにハワイコアの化粧単板が加わりどれも曲者揃いでこれまで以上にコントロールは手強い感じです。


現場は順調に進み、コンテナ状の北棟が仕上がり、南棟のレッドシダー下見板張り準備中です。やや工期短縮方向です。

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 鰭ケ崎(ヒレガサキ)の家

千葉県流山市の住宅が着工しました。
新しく土地区画整理された住宅地なので周囲も新築の家が立ち並んできています。
鰭ケ崎の家のテーマは「ハワイアンリゾート」でラフな素材感と開放的なプランで実現を目指しています。
昨年末から着工し、年明けに建て方、現在は木工事が本格的に始まったところです。
基礎は逆スラブのSRC構法で1階全てに床暖房が敷設されます(コンクリートスラブ内に配管埋設です)。

床はリビングの一部をフローリングで仕上げますが、ほとんどがコンクリートにウレタン仕上のままというハードなつくりな一方で、
大きく吹抜けた切り妻屋根は化粧の棟木、登り梁、米杉の羽目板(野地)を顕してかなりウッディーで対比させています。


いよいよ仕上げを決めバランスを整えていく事になります。
5月末の竣工に向けて報告していきます。