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 外壁の色決め、断熱工事も完了、床下換気

現場では、ウレタン吹付け工事が完了しました。
屋根裏を化粧としてみせるLDKの天井部分は、外断熱としていますが、その他の屋根部分には、屋根裏にはウレタンフォームを160mmの厚みで、外壁部分は80mmの厚みでの吹付けです。省エネ等級4の性能を目指しています。

室内では、断熱工事の完了を受けて、大工さんが内装の下地づくりを始めています。
先週は天井を張る野縁を吊っていましたが、断熱の吹付け完了とともに天井の石膏ボード張りは、ほぼ完了しています。
壁のボード張りの前に、床のフローリング張り、木枠や見切り材の取付け工事が始まっています。

写真は面戸、垂木と壁の見切り材のための加工作業です。
現場での打合の終了後、建主さんにおいでいただいて、製作キッチンの最終確認と外壁の色決めをおこないました。

最終的にはサンプルを外に持ち出して、外光の中での確認です。
サンプルは小さいので、一面の壁となると色の印象は変わります。
サンプルを持ちながら、ちょっとご近所を廻ってみて、色の程度具合を参考にしていただきました。
外に面する外壁と中庭廻りの外壁の2色を決めていただきました。
断熱工事、フローリングの工事の前に、床下換気扇の取付もおこなわれています。
この現場は、ベタ基礎、基礎断熱をしていますから、いわゆる床下換気の必要はないのですが、畳コーナーの床下に中間ファンを付け、床下の換気ができるようにしています。
床下を閉じてしまうことで、しばらく湿気がコンクリートから上がるのに、床下空気が動かなくなるのに問題を感じるからでもありますが、この換気は、室内空気を床下にまわして、床下を室内温度化させながら、24時間換気としても使うといういくつもの利点を合わせたものです。

畳コーナーの小上がりの段差を利用して配管された床下換気中間ファン。
基礎断熱もしっかりできています。
これまでの様子は、こちらから、「中庭のある小さな平屋」