02
22
 木製サッシの確認

地鎮祭もすみ、そろそろ現場が動き始めますが、リビング窓の別提案を考えています。設計図面上では、アルミサッシになっているのですが、リビングからの見え方が、少しやさしい感じにできないかと思い、木製サッシの提案を考えています。
アルミサッシの防火対応品の仕様が一新して、価格が一気にあがった事で、防火に関わる場所では、木製サッシとの価格差は随分と少なくなりましたが、やはり木製サッシは、高価な窓です。
最近は、木製サッシを提供する会社さんも多く、価格も含めかなり選択肢が増えてきているようにも思います。ただ、木製サッシといっても、どこのものでもいいと考えていると、性能、デザインで、心配になります。
江中建設さんの推薦もあって、キマドさんの営業所を訪ねてきました。
代表の木原さんが対応してくださり、興味深いお話をする事ができました。
どちらも外側からの見え方で、写真を撮っています。左奥がスマートエコのシリーズ断面、手前が価格をおさえたスマートライン。外部に見えてくる木枠部分は、今は素材が違って、パイン材のサーモウッドに変わっているとのこと。

営業所に置いてある窓の種類は少なく、しかも、現行商品とは、金物が違っていたりとかで、検討している窓そのものを確認する事ができなかったのは残念でしたが、どんな風に見えてくるかのイメージをつかむには十分でした。
検討している引違いがなく、それに近い納まりの、一本引きの写真を撮ってくるのを忘れてしまいました。 それも、展示してあるサンプルより、もう既に進化しているとの事です。
今の一押し商品は、外部に遮熱シートを取付けられて、障子が回転するこの窓だそうです。ベルックスの天窓と似た動きです。シートの納まりはベルックスの方がスマートかな。

ちょっと変わった窓としては、こんな開き方のものがありました。
言葉での説明はちょっと難しいですが、障子が二つに割れて、写真のように平面的には三角な形で開く窓です。金物もとてもシンプル。日本ではクレームをつけそうなクライアントもいそうですが、シンプルなのが壊れにくくて一番。壊れても直しやすい。ちょっと楽しい窓です。外国の方に売れているそうです。

ここの窓なら、すっきりと見せられそうです。
使うためには、工務店さんを通してお見積をお願いし、建主さんとの予算調整を検討しなくてはなりません。