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 施主の現場確認

先日、「アジアンテイストリフォーム」のクライアントが帰国されました。
今回は、解体された室内を見てみたいとのご希望があっての帰国です。
建築家との家づくりを考えられている方にとって、家がどんな風に出来上がっていくのか、とても興味のあることだと思います。
図面だけではわかりにくかった実際の空間の様子を、少しづつでも感じていただくのは、やはり現場が一番です。

今の段階は、新築なら地鎮祭が終わって、地縄を張り、建物の大きさや位置、間取りの様子を確認するところでしょうか。
解体されて現れた構造のコンクリート床に、壁の位置を墨を使って描いた(墨出し)ところで、部屋の広さや使い勝手の様子を確認していただきました。
帰国いただいたタイミングで、ブラインドを選びにショールームにいったり、家具の面材や色の確認をしていただきました。
色々と決めていかなければならないことはたくさんなりますが、そんな手間暇をかけることも、クライアントの皆さんは、とても楽しんでいただいていると思います。


気にしていたエアコンの確認に、ショールームを訪ねてみると、暖房方式でちょっと省エネな提案を見つけて、現場にも急いで変更のお願い。
ちょっとした変更で、長く生活していただくには、ずっと良くなることもあります。
現場は面倒なことだとは思いますが、頑張っていただきましょう。
もちろん、こちらが頑張らなければ、始まりません。