08
11
 演劇「建てまん」に出演します。

仕事とは関係ない話ですが、磯村が人生初めての舞台に立つことになりました。

関係ないといってもお題は「建てまん」。住宅づくりの話です。
主人公「建てよう子」は、建築家にして棟梁、そして不動産屋で、人呼んで「たてまん」。様々な家づくりに悩む人たちの希望を叶える存在です。
オムニバス形式で、3組の悩めるクライアントと対峙します。

磯村は、小学校の学芸会でも、セリフがあったかどうかわからないほどのズブの素人ですが、「空気が合わないカップルの家」に、研究員(理科の先生?)として、少しだけセリフをいただいての出演です。
磯村のことはともかくとして、主演女優の「こばやかわチエ」さんはじめ、素晴らしい俳優さんたちの演劇なのですので、住まいのことを考えている皆さん、お時間あれば、ぜひおいでいただきたいです。

日時:9月26日(水)〜30日(日)
昼の部と夜の部で、全8回公演
会場:赤坂チャンスシアター
東京都港区赤坂2-6-22 デュオ・スカーラⅡB1F
料金:自由席 3000円、子供 1000円、特別席 4000円

申し込み:日時、枚数、お名前、住所、電話番号をご連絡ください。
メール rinne@ownstyle.jp  FAX  03-5396-6420
お問合せ:電話03-6914-0609「建てまん」事務局

諸々詳しくは下のチラシをご覧ください。
または、ギルドデザイン磯村までお尋ねください。

07
17
 リフォーム産業フェア 2018

今日と明日、東京ビッグサイトで「リフォーム産業フェア2018」が開催されています。

新築着工数が減る中、リフォーム業界がだんだん賑やかになってきています。
ギルド・デザインでも、戸建て住宅やマンションのスケルトンリフォームの依頼が多くなってきています。

リフォームの為の建材や工法を探すことができるイベントなので、情報を求めて出向くこともありますが、どれも興味深いものではありながら、なかなかドンピチャでこれを使いたいというものとは、出会えないものです。

今回は、少し前から気になっていたサッシ窓の取り替え工法「発砲工法」の会社、BACさんが、樹脂サッシメーカー「栗原」さんと組んで、「RAKUE」というブランドを展示しているというので、覗いてきました。

高気密高断熱の住宅を作ろうすると、問題点は、「窓」の性能だといわれるようになりました。
壁や屋根の断熱性能を高めることは、もう当たり前で、窓が良くなければ、これからの住宅では、断熱性が高い家とはいえないほどになってきました。
ペアガラスだから大丈夫という段階はもう終わりです。

そんな窓のリフォームのブランドが「RAKUE」です。
*まだ出来たてのHPで、書き込みが始まったばかりのようです。

ギルド・デザインでは、これまでプラスチックイメージの樹脂窓を使うことがなく、金属でスッキリ見えるスチールやスレンレス、アルミ製品や、肌ざわり良く優しさのある木製窓を使うことがほとんどでしたが、断熱性やコストを考えれば、樹脂窓もこれからの選択肢の一つになると思っています。
最近のリノベーション依頼の多さを考えると、この窓取り替え工法は、知っておきたい工法です。

これまでも、カバー工法という工法で、外壁を傷めずに性能の高い窓に取り替えることができましたが、この発砲工法では、特別な金物を使うことなく、短時間に取り替えができるそうです。既存との接続には断熱材である発砲ウレタンを使います。
断熱性能をあげて、コストも抑えられる工法になりそうです。

写真は、既存サッシの枠を残して、発砲ウレタンの接着性を使って、樹脂窓を新設してる窓枠部分の断面です。

07
11
 建築家31会役員会

建築家31会のイベント案内など、時々このブログでもご紹介しています。

建築家31会は、建築家31会協同組合という、建築設計事務所だけで組織された法人です。

住宅、建築を計画されている方々にとって、相談に乗ってくれるところから、どこに連絡とったらいいのか、わかりにくいものだと思っていますが、
住宅でしたら、展示場に行ったり、ネットで探して紹介サイトに頼ってみたり、工務店を訪ねてたりと、さまざまなアプローチがありながら、建築設計事務所を訪ねるというのは、かなり敷居が高いとよく言われます。

それだけに、直接建築家と出会うことで、建築家の仕事を少しでも多くの人に知ってもらい、敷地の状況を活かして住み手の個性にあった美しい住宅(建築)造りが広がっていくことを願い、活動しています。

建築家31会は、メンバーによる運営を行っているので、定期的に役員による運営会議を行っています。
昨日は、その役員会で、磯村も役員をしてますので、猛暑も始まって、暑い一日でしたが、さらなる31会の発展のために奮闘してきました。

05
22
 CLT実験住宅の見学に行ってきました。

CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことを呼びます。
CLTによる大版パネルを構造材として、床や壁(柱や梁)に使って計画する工法をCLT工法と呼び、2016年4月に建築基準法の告示で認められました。
ヨーロッパ、アメリカでは、すでにたくさんの実績を重ねていて、9階建という大規模のものもすでにあり、地震国イタリアでも7階建てを検討しているほどです。
CLTを使うことで、ヨーロッパでは、下の写真のような建築もできてしまうようです。

CLTは木材(木の塊)ということで、省CO2で環境に優しいだけでなく、コンクリートと比べて1/4ほどの重さですむので、地震に対してのメリットも大きい工法です。
CLT工法では、これまでの木造の細い構造材ではなく、CLTパネルという厚く幅の広い木の塊のような大きな板を使うことになります。日本では、森林の有効活用としても大きく注目されて、最近ようやく使われ始めてきました。
意匠的にも、無垢のような木の塊を、壁や床にそのまま仕上げとしても表現すれば、コンクリート打ち放しのような木材の建築ができそうです。
そんな、CLTを使って事務所を造るという計画のお手伝いをすることになり、筑波の建築研究所 の実験棟を見学してきました。

実験棟として4年ほど経っているようですが、建物から様々なデータを取っているようで、内部外部共に、センサーがいろんなところに取り付けられていました。単管パイプもそんな理由のようです。
大きな壁のような板が、壁となり、床となり、建物全体の構造を担っています。
木材による新しい表現ができそうです。

CLTの版は、15cmから25cmほどの厚みがあり、かなりの存在感があり、室内も高い天井、広い空間を作り出すには向いています。
接合部分の金物がかなり目立つこともあり、小さなスペースでは、金物ばかりが目立ってしまい、デザイン的にも合理的ではなく、天井を張るなどして隠さないと気になります。
これは、日本のような地震国での構造計算上の問題として、実証実験と共に、まだまだこれから解決しなければならないことなのだそうです。

壁と床(屋根)との接合部には、かなりごつい金物が入っています。
高さはかなり取れるので、天井を貼って隠してしまうか、講師のルーバーなどで、金物を意識させないようにする工夫が必要です。
下の写真の天井では、格子の奥に金物が見え隠れしています。

とても興味深い工法なのですが、パネル自体のコストや、表現したい空間を作るための構造計算の難しさと設計費用など、実情は、まだ気軽に使える工法ではないようです。
個別な住宅や中小規模の建築では、CLTパネルを建築構造として使って、意匠としても表現するのはまだ難しく、CLTパネルの特性を、木造在来工法の中で表現するということの方が、現実的な印象を持ちました。
 
 

05
15
 ご来場ありがとうございました。

11日(金)から13日(日)までの3日間開催した横浜赤レンガ倉庫でのイベントが、無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
興味を持って見ていただけましたでしょうか。
建築家31会には、協賛してくださっている企業さんはいらしゃいますが、31組の建築家自身で開催するイベントということで、 何者にも縛られることなくクライアントと向きあえる会、イベントであると思っています。
今回、ギルド・デザインとしては、会場に詰めている時間が多く取れませんでしたが、イベントとしては、これだけの人たちのご協力で開催できました。

建築家31会では、新宿のパークタワーと横浜赤レンガ倉庫をメイン会場にして、定期的に建築家自身による建築イベントを開催しています。
先日ご紹介したように、住宅模型や写真展示のほかに、 セミナーや無料相談も受け付けています。
次回は11月9日(金)〜11日(日)、新宿パークタワーの1階ギャラリーで、第29回目の開催となります。
近くなりましたら、またご案内をアップしますので、よろしければ足をお運びください。

05
9
 クライアントから

今年もいつの間にか屋外で過ごしやすい季節がやってきました。
減築リフォームで中庭を造ったクライアントから、季節のお便りをいただだきました。

株立ちのアオダモの若葉が清々しい季節です。
ランチタイムを中庭で過ごされたそうですが、生活の中に中庭空間がしっかりと組み込まれているようで、嬉しくなるお話でした。
 
この計画は、40年を超える築年数の鉄骨造戸建て住宅のリノベーション計画です。
ご両親から受け継いだ住まいは、和室の続き間や日差しの入らない居間、北東の寒いキッチンなど、若い世帯の生活スタイルには、ちょっと使いづらい間取りでした。
窓を変え、断熱改修した上で、大きなワンルームを作り、6畳ほどのスペースを減築して中庭に変えました。
奥様が最も長くいるキッチンは、中庭のアオダモがみえて、風通しの気持ちよいベストポジションにレイアウトされた大きなワンルームの住まいに変わっています。

竣工写真がまだ works にアップされていませんが、工事の様子や最近のお住まいの様子などは、ブログからご覧いただけます。
blog>「中庭を作る減築リフォーム」

04
18
 建築家31会のメンバーのオープンハウスへ行ってきました

先々週になってしまいますが、建築家31会仲間の建築家のオープンハウスにおじゃましてきました。
土曜日には、千葉県市川市で、前田敦設計工房さんの「スロープの家・CUBE」 で、愛犬家のための住宅です。
建物内の外周をスロープが周り、 階段を使わない住宅です。
犬にとって、階段は足腰を痛めかねない危険ポイントです。小型犬では登れない、怖くて降りられないことだったあります。
そんな犬たちが、自由に室内を移動できるようにと考えられたスロープ住宅です。


お散歩帰りの足洗いやシャワーのスペース、滑らないような床材の検討、雄犬が粗相しても大丈夫な壁の仕上げ、犬が落ち着く天井に低い居場所など、愛犬家のためポイント満載の住宅でした。


キッチンもワンコが入れないように。
飼っているのはラブらドールレトリバーだそうです。大型犬なので、しっかりと仕切りにしたそうです。
うちのルパンくん(ゴールデンレトリバー)は、ここまで頑丈でなくても大丈夫だと思いますが、ワンコたちも個性豊かなので、飼い主さんに相談しないといけないところですね。
日曜日は、鎌倉へ。
こちらは、佐賀・高橋設計事務所の「木立の中のいえ」。
 
鎌倉からバスで少し朝比奈切り通しの方へ向かった環境の良いエリア。細い道を山際に向かったところにできた住宅です。


路地の行き止まりで、通りからは、ちょっとわかりにくいところなのですが、店舗併用住宅です。
お店にお客さんが来てくれるのかと心配になるようなところですが、個性的な商品や販売方法が考えられているんでしょうね。鎌倉って面白です。


2階には、リビングダイニングやお子さんの寝室。
大きな部屋ではないのですが、ロフトへの階段や勾配天井の上昇感が、ゆったりとした雰囲気にしてくれています。
木製の格子の組まれたはめ殺し窓は、東京ではできない、とてもうらやましいデザイン。
デザインとともに選ばれている建材も、素朴に質感を大切にしてるようで、余分なものはなく、すっきりとさわやかにまとめられていました。
まさに木立の中にあるような清々しい住まいでした。
建築は、造ることも楽しいですが、見せていただくのもとても面白いです。
今回の2軒は、どちらも個性的で、クライアントや建築家の個性が反省されていて、興味深いだけでなく、勉強になる事が満載でした。

04
12
 わんこの滑り止めワックス塗ってみました。

我が家では、5年ほど前からゴールデンレトリーバー(ルパンと言います)という大型犬を飼っているのですが、30年ほど前にリノベーションした住まいは、犬(しかも大型犬)を飼うことなど考えてもいなかったので、何も対策はしてありません。
幸い家具にいたずらをする子ではなかったのですが、木製ドアは爪痕がいっぱいで、フローリングもしかりです。
たいした来客がくることもないし、大型犬を飼うということは、こういうことなのだと思い、気にもとめていなかったのですが、犬がフローリングに足を滑らすのを見ていると、これは何か対策を考えないとと思ってきました。
滑るということは、足に良くないのですが、特にゴールデンでは、股関節に問題が出ることが多いと言われているので、気がかりです。
そこで、現在のフローリングにも手軽に塗れる市販の滑り止め剤を試してみることにしました。

お値段が全然違うのですが、どのくらい効果が続くかもわからないし、初めてなのでまずはお安い右側で試してみることにしました。

まずは、一緒に買ってきたクリーニング剤を使って汚れおとしをして、その後、滑り止め剤ワックスの2回塗りです。
2回塗りも、1回目が乾いてからということだったので、気温が低いので、待ち時間がかかるかと思いいましたが、乾きは早く、時間がかからずにすみました。
難しくなく、時間もかからず、意外と手軽なものでした。
塗装後のツヤが思ったより出てしまったのは、ちょっと残念でしたが、確かに滑りにくくなりました。床のものをずらそうとすると、床との接地面の多い平たいものは、ちょっと動かしにくいくらいです。
もちろんルパンも滑らなくなったようです。
 
PS.
塗装してしばらくは、床のものを滑らすのがちょっと大変なくらいでしたが、ひと月ほど経ってみると、滑り止め効果は、かなり落ちてきています。
ルパンの様子が、以前のすべり具合と、同じ感じになってきています。
次は、少しお高い方を試してみます。
 

03
26
 レーザーカッター

知り合いの設計事務所を、お願いしていることもあって、訪ねてきました。
訪ねた先は、hamanakadesignstudioの濱中さん。建築設計やイベントのお仕事と、ちょっと楽しいクラフトなどをされています。
今回は、設計で考えていたトイレのサインを、濱中さんがもっているレーザーカッターをつかって、切り出してもらおうと伺いました。

写真はレーザーカッターを使って、5.5mm厚のベニヤから、トイレサインを切り出しているところ。
濱中さんのところでは、このレーザーカッターで模型も作っていて、CADで作ったデザインを、さっと立体にして検討できるのは羨ましいところです。

少しづつ大きなものになっていきますが、薄いものだけでなく、ずっと大きなものも切り出せるCNCルーターを使って、スタッキングできる椅子も作っている。
これは座面と足が組み立て式で、バラせばコンパクトになり持ち運びも楽にできそうです。いろいろ実験してるそうです。

組み立て式の椅子が、3つスタッキングされてるとことです。
事務所にはレーザーカッターや3Dプリンターがあって、ちょっとした工作所の様子。

濱中さんは現在、CLTパネルを使って、住宅キットを作ろうとお仲間さんや構造設計者と計画中なのだそうです。
CLTとは、無垢の木材を集成してつくる厚みが9センチくらいから30センチくらいまである木材の板パネルで、最近注目の構造建材で、そのまま仕上げとして見せることのできるものです。
大きな木材板パネルを組み立てるだけで、住宅の大半ができてしまうのは魅力的です。
CLTの流通量がふえてこないと、コスト的にまだ厳しいようですが、考え方がシンプルなので、期待が持てます。
 
お願いして切り出したサインはこんな感じ。

切り出した側面の焦げ具合が、思った以上に深くて、簡単にペーパーをあてたくらいではなかなか落ちてくれないのですが、誤算でしたが、かわいらしく切り出せました。
 

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 12年経ちました。 room302の現在

2005年にリノベーションしたroom302。職人さんの力をかりながら、できるところは自主施工。スーパーローコストで小さな2LDKマンションをワンルームにリフォームしました。
それから12年。

家族が増え、日々荷物も増える中、同じすまいで生活を続けています。
棚をつくり、机をつくり、そして作った棚のサイズを変えて作り直し、ロフトをつくり、、、と終わりのないリノベーション生活。
子供の成長にあわせてというよりは、せっつかれながら。
現在のroom302を12年前と比較しながら少しづつご紹介させていただきます。
2007年3月号 「新しい住まいの設計」にのせていただいた写真です。
下の写真は玄関とワンルームを結ぶ廊下。
普通狭小住宅の場合、廊下は「無駄・もったいない場所」として扱われがちなのですが、ここでは全体の面積に対して不釣り合いなサイズで、LDKとをつなぐ廊下を作りました。
廊下も一つの演出ができる空間として天井の高さをぐっと抑え、筒のような印象のスペースにしました。荷物にも余裕がありましたので。。
現状は、、、
靴や帽子置き場、洋服掛け、カバン入れ、、、ヘルメットなどを収納するスペースを作り足していきました。わ、、本当に生活感であふれてます。
材料はシナランバー、シナベニヤ、ラワンベニヤなど。
私は、北零WOODというインターネットで購入できる材木屋さんに主にお世話になっていて、あとは組み立てるだけのサイズにカットされた状態で配送してもらいます。車や作業スペースがない場合の強い味方です。
またほかの場所についても、追ってご報告させてください。

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20
 皇居ラン


久しぶりに、皇居ランをランの仲間たちと楽しんできました。
皇居1周目は、初めての人は、怪我治りの人もいて、みんなでペースを合わせて、のんびりと。2周目に、ちょっと息を切らして走って11キロちょっとまで、頑張りました。
最近は朝が寒くて、ついついサボリ気味な朝ランですが、一人で走るのと違い、やはり、仲間たちと走るのは楽しいものです。
特に皇居のコースには、多くのランナーが走っているので、その人たちの走りを見ているだけでも刺激をもらいます。
相変わらずとも言えるのでしょうが、日比谷や丸の内、大手町を横に見ながら走っていると、建築工事が多いのに驚かされます。
いつもランニングステーションに使っている日比谷ラフィネのとなりには、仮囲いのとれた東京ミッドタウン日比谷がその姿を現して、竣工間際を迎えていました。
ちょっと来ない間の町の変わりように驚かされます。どのビルも素晴らしく(夜だから?)、こんなに需要があるのだろうか訝しみながらも、東京オリンピックに向けて、まだまだ東京の顔が変わっていきそうです。

12
7
 建て替えできない家

親から譲り受けて暮らしてきた家や土地が、また、もう何十年も前に購入した家が、建築基準法により建て替えのできない家であったという方は、東京にはたくさんいらっしゃいます。現在、そんな方とリノベーションの打合せをしています。

建築基準法では、確認申請の必要な建物、場合が定められています。新築する場合だけでなく、増築、改築、移築、大規模な模様替えや修繕、それぞれの工事において、確認申請が原則必要です。住宅用のエレベーターをつけたり、カーポートを作るにも必要です。
その中で、一般的な住宅である木造2階建ての規模の大きくないもの(200m2以下)は、4号建物という範疇に入り、これについては、大規模な模様替えや修繕についての申請が必要とされていません。
この辺りの法律の読み方からでしょうか、リフォームについては自由とか、大規模な修繕も確認申請いらない、極端な話としては、柱一本残してあれば大丈夫なんていう不動産屋さんや工務店さんもいるようです。
ですがそれは、そもそも正当な手続きを踏んで完了した建物について許されていることです。築年数の古い住宅では、完了検査を受けていないことが多く、これに当てはまらないことが多いのが現状です。

ここ数年そんな建替できない家の相談が多く、今年も数件のご相談を受けました。
耐震性能を強化して安心したい、断熱性を高くして暖かく健康に住める家にしたい、高齢化も進み、省エネを考えれば、切実な思いになってきました。
築年数の古いものは、構造体の老朽化が進んでいたり、蟻害が見つかったりする場合もあり、ほっておくことはできない状況が多いです。勝手に大規模な修繕をしてはいけないと言われても、なんらかの対策は必要です。

今回のご相談も、状況に応じて、役所とも相談しながら、対策を進めていますが、可能性のあるプラン提案をしたうえで、クライアントに方向性を検討していただいています。

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