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 建築家31会のメンバーのオープンハウスへ行ってきました

先々週になってしまいますが、建築家31会仲間の建築家のオープンハウスにおじゃましてきました。
土曜日には、千葉県市川市で、前田敦設計工房さんの「スロープの家・CUBE」 で、愛犬家のための住宅です。
建物内の外周をスロープが周り、 階段を使わない住宅です。
犬にとって、階段は足腰を痛めかねない危険ポイントです。小型犬では登れない、怖くて降りられないことだったあります。
そんな犬たちが、自由に室内を移動できるようにと考えられたスロープ住宅です。


お散歩帰りの足洗いやシャワーのスペース、滑らないような床材の検討、雄犬が粗相しても大丈夫な壁の仕上げ、犬が落ち着く天井に低い居場所など、愛犬家のためポイント満載の住宅でした。


キッチンもワンコが入れないように。
飼っているのはラブらドールレトリバーだそうです。大型犬なので、しっかりと仕切りにしたそうです。
うちのルパンくん(ゴールデンレトリバー)は、ここまで頑丈でなくても大丈夫だと思いますが、ワンコたちも個性豊かなので、飼い主さんに相談しないといけないところですね。
日曜日は、鎌倉へ。
こちらは、佐賀・高橋設計事務所の「木立の中のいえ」。
 
鎌倉からバスで少し朝比奈切り通しの方へ向かった環境の良いエリア。細い道を山際に向かったところにできた住宅です。


路地の行き止まりで、通りからは、ちょっとわかりにくいところなのですが、店舗併用住宅です。
お店にお客さんが来てくれるのかと心配になるようなところですが、個性的な商品や販売方法が考えられているんでしょうね。鎌倉って面白です。


2階には、リビングダイニングやお子さんの寝室。
大きな部屋ではないのですが、ロフトへの階段や勾配天井の上昇感が、ゆったりとした雰囲気にしてくれています。
木製の格子の組まれたはめ殺し窓は、東京ではできない、とてもうらやましいデザイン。
デザインとともに選ばれている建材も、素朴に質感を大切にしてるようで、余分なものはなく、すっきりとさわやかにまとめられていました。
まさに木立の中にあるような清々しい住まいでした。
建築は、造ることも楽しいですが、見せていただくのもとても面白いです。
今回の2軒は、どちらも個性的で、クライアントや建築家の個性が反省されていて、興味深いだけでなく、勉強になる事が満載でした。

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 「向山の家」と「7坪の家」が、website「feve casa」でピックアップされています。


建築やインテリアの情報を提供しているwebsite「feve casa」で、バリリゾート風のゆったりした住宅「向山の家」と、下町の狭小住宅「天ぷら天ふじ;7坪の家」が、ピックアップされています。


二つは、かなり違うタイプの住宅ですが、取り上げられているテーマは同じで、fev’s matomeのコーナーの「究極の癒し空間、バスルームのデザインはお決まりですか?」です。

 
 
「向山の家」中庭に面したジャグジーのあるお風呂で、まさにバリリゾート風の豪華な住宅ですが、「7坪の家」はその名の通り、下町の狭小敷地、窓を開ければお隣に手が届くほどの、建築面積が7坪という住まいで、ガラス張りの壁の上部、トップライトからの光が個性的な、小さくても狭さを感じさせないお風呂です。
極端に違う二つの住宅ですが、癒されるお風呂空間として、取り上げられています。
「feve casa」の記事とともに、ギルドデザインのworksから、竣工写真もぜひご覧く
それぞれの竣工写真はこちらからどうぞ。
「向山の家」
「天ぷら天ふじ 7坪の家」