06
15
 新宿、オペラシティー木童さんでの展示会、続いてます。


西新宿のオペラシティ1階にある木童さんのショールームでは、21日まで模型展を続けています。15日は2回目の土曜日で、会期最後の相談会でした。
僕はこの日は昼過ぎまでしかいられませんでしたが、その間は、ぎっちりと木童の西田さんから、雑談を交えた木材の講義。餅は餅屋ですね。いろんな情報を持っているし、楽しそうに「木」を語る姿がすばらしい。
オペラシティは、あまり多くの人が来ないのか、相談にこられる方は少ないのですが、何度か続けることで、認知されていけばうれしいです。

 

06
14
 襖紙選び

今日は、襖紙選びのために、紙屋さんまわり。


襖紙を使うというのは、とりわけ和室に限る話でないのだけれど、和室の少なくなっている昨今、随分と機会が減ってしまいました。
昔、料亭を設計した時には、刷り柄を選び、色味を決め、柄の位置、ぼかし具合などを、自分なりに部屋の真行草を考えながら組立てたものですが、今回は、あまり和室のイメージが出ないような紙選びです。
これまでで一番多かったのは、柄のない鳥の子だけのものを、すっきりと凛々しくなるように使ってきましたが、今回すこし柄を入れられないかと思いながらの紙選びで、これもなかなか楽しいですね。



 

06
14
 サッシの到着

梅雨にはいり、なかなか現場が思うように進まないこの時期。
先週から待ちに待ったサッシがやっと到着しました。
現場に運び込まれるとすぐに大工さんが二人掛かりで取り付け始めます。
リビングの大きな片引き窓だけは他のサッシとシリーズが異なり、2週間後に搬入されるとのこと。
都内ではもうなかなかシャッターなしの大きなサッシはつけられないのでしょうか…。
電気屋さんの設置作業がだいたい終了していて、ボックスがとりつけてありました。
次の週末にはお施主さんと現場でスイッチ、コンセントの位置を最終確認します。

 

06
11
 建築家31人展のミーティング


昨日は、ギルドデザインも参加している建築家グループ「建築家31人展」のミィーティングでした。
横浜での赤レンガ倉庫の建築展では1000人の方においでいただきました。
次回はいつもの新宿パークタワーで9月です。
適切なる情報発信ができるように、今回の会での展示方法はどうだったか、来場者に傾向はあったのか、配布チラシはわかりやすかったか、ホームページの活用は活かされているかなど、次回の展開のための意見交換です。
現在のメンバーの良い関係性を保ちながらも、グループとしての力を強めていくにはどうするのか。これからの大きなテーマです。

06
9
 ほぼ基本設計がまとまりました。

1階が事務所、2階がご両親、3、4階が施主ご家族というこのリフォーム計画ですが、どうにか基本設計がまとまりそうです。

時間がかかってしまい、建主さんにもご心配をおかけてしていますが、こちらからの提案、建主さんからのアイデアと、キャッチボールの繰り返しをとおして、なかなか素敵なプランになってきたと思っています。

今回の打合で、1階事務所もまとまり、設備機器類、仕上げ材も概要がきまってきたので、次回には基本設計の承認がいただけそうです。

06
8
 建築模型展と相談会を開催しています。


ご連絡がお遅くなってしまいましたが、西新宿の東京オペラシティの1階木童さんのショールームをお借りして、建築模型展と建築の相談会をしています。
建築家31人展のメンバーのうち、渋谷を拠点とする建築家5人が集まって、6月5日から21日(日曜休み)までの模型を展しています。そのうちの土曜日、8日と15日には、建築家も会場に詰めていますので、建築相談を受けつけています。
本日は磯村も午後より詰めていました。
遅れたご案内ですが、関心のある方はぜひおいで下さい。住まいのお話を楽しみましょう。

06
7
 取材の下見が入るということで久しぶりにお邪魔して来ました

5年程前に竣工した住宅_「千駄木の家」に取材の依頼があり、下見に入るということでしたので、2年ぶりくらいでしょうか、お邪魔してきました。

敷地は狭小の部類だと思いますが、1階に小さなイベントホールがあって、 2、3階が住宅なのですが、2階の一部には、隣にお住いだったお父様のアトリエがあるちょっと複雑そうで、シンプルなお住宅です。3階の360度開いた高窓が特徴的な住宅です。
取材だからっていうんで、随分掃除に励んだわよって、おっしゃっていましたが、すっきりと片付いていて、取材の方が帰られた後もしばらく、これからのメンテナンスをどう考えていくかとか、使い勝手のことなどお話ししてきました。

06
6
 外壁の左官下地がそろそろ完了します。


現場の工事の進み具合は、天候に左右されるものなので、現場の監督さんは、工程を守って建主さんに予定どおりに引渡すために、よく天気を気にしています。
ちょうど外壁の左官工事が始まったところで、梅雨に入ってしまった「季節を見おろす家」の現場では、引渡の予定を守るために、天気をとても心配していたのですが、とてもありがたいことに、今年の梅雨は、今のところ、あまり雨が多くないみたいです。
おかげで、この一週間でだいたい左官の下地造りは終わってきました。
空梅雨とはいえ、さすがに梅雨ですね。
冬の間はくっきり見えていた富士ですが、かなりかすんでしまっています。

キッチンには、建主が悩み抜いた面材で造ったオーダーキッチンも取り付いていました。ゆっくりだったこの現場も着実に進んでいます。
ちょっと困ったことに、キッチンの一部で、こちらからの指示どおりにできていない部分や、まだ未調整なのか、きれいにまとまっていない部分が見受けられました。
そのあたりの修正点もちゃんと修正をお願いしていかなければなりません。

06
4
 横浜赤レンガ倉庫での模型展終了

今回は、横浜赤レンガ倉庫での建築模型展&相談会でしたが、とても多くの方々においでいただき、終了しました。4日間の入場数1000人、土曜日曜で800人、月、火曜日にもそれぞれ100人の方々においでいただくことができました。
平日にもかかわらず、それぞれ100人の方々においでいただけたという手応えは、とても貴重だったかと思います。
次回は再び新宿パークタワーに戻っての展示会の予定です。
つづいて、多くの方々と、良質な住まい造り、街づくりのお話しができていくことを楽しみにしています。

06
4
 赤レンガ倉庫での模型展最終日です。


以前、インフォメーションした横浜の赤レンガ倉庫での建築家31人による模型展も今日が最終日となりました。
いつもの31人会の模型展なら、日曜日で終わっているところですが、今回は本日(6月4日)までやっています。
初日の土曜日は、400人の方に、二日目の日曜日に300人、昨日は月曜日にもかかわらず、100人の方がご来場くださいました。
31人がそれぞれ3つの模型を持ち寄っての展示会ですから、なかなか壮観です。ちょっと疲れてしまうくらいです。
建築家との家づくり、どんな家になるのか、参考にご覧ください。声をかけてくだされば、建築についての相談にものっています。
お気軽にお声をかけてください。


06
1
 大工さんと設備屋さん

上棟式が終わり、壁は構造用合板が各所、定められたピッチで打ち付けられ、耐力壁ができあがっていきます。そして…電気屋さん。スイッチプレートや給気・換気類の位置をしっかり指定して設置をしてもらいます。猫と暮らす小さな家にはカウンターアローファンを設置し、地階と2階吹き抜けをむすぶことで、家全体の空気を快適に循環させようと考えています。

この日はサッシの最終確認をお施主さんと現場でしました。
屋根の下地ができあがって、明日には板金屋さんが実測にきてくれます。

05
30
 耐力壁と屋根通気層の確認

今週には瑕疵保険の野地板、構造金物取付時の検査が予定されていたこともあって、設計事務所としての構造確認に、現場打合を兼ねて行っていました。
SE工法の場合、柱や梁の骨組みの接合は全て専用金物で、工場で図面通りにできてきますが、地震力(または風の力)を受ける耐力は、現場で造っていきます。
(骨組みだけでも、かなりしっかりしているのですが。)
その地震を受ける力となる耐力壁、床の剛性は、骨組みに合板を釘止めして強度を出します。そこで、釘の種類と釘を打つピッチが、強度にとって重要なポイントとなります。
この現場では、3種類の強度の壁が、力のバランスにより配置されていて、それぞれで釘ピッチが違っています。これが構造図通りでないと、力のバランスを壊してしまいます。これは現場での工事なので、間違いがないかのチェックも重要ということです。

 
屋根には、屋根通気の胴縁が打たれていました。
土台あたりから上がってきた壁の通気は、軒先に付けた通気口から抜けることもあるでしょうが、この通気層をとおって高い方の軒先から抜けていきます。夏の熱気や、断熱材にたまりそうな湿気を抜く重要な通り道です。ちょっと修正をお願いしてきました。