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 「中庭を造る減築リフォーム」が「住まいの設計 3、4月号」に掲載されています。

昨年竣工した住宅「中庭を造る減築リフォーム」が先日発売された「住まいの設計 3・4月号」(扶桑社)に掲載されました。

 
「中庭を造る減築リフォーム」は、住宅の一部を撤去して、6畳ほどの広さの中庭を造ることで、プライバシーを守りながら、住まいの中心にあるキッチンに陽射しと風を届けるリフォーム住宅です。
築40年のご主人の実家を、高気密高断熱化して大きなワンルームのような住まいにリノベーションしています。

こんな漫画付きで、家づくりのストーリーを紹介されています。
1月20日より書店に並んでいますので、ぜひお手にとってご覧ください。

現場監理の様子を伝えたブログがあります。こちらからどうぞ。
「中庭を造る減築リフォーム」 
 

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 建築模型+セミナーのお知らせ

ギルドデザインが参加している建築家31会協同組合主催の建築展、「建築家31x3works」展が、今週末の15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間、横浜みなとみらい「マークイズ」内の東京ガスさんのショールームをお借りして開催します。

今回は、約半数のメンバーによるイベントとなりますが、模型と写真パネルの展示を中心に、建築家によるトークショーや、無料の相談会などは、いつものナンバー付きの展示会と同じです。
みなとみらい「マークイズ」での展示ですので、お食事やお買い物においでになりながら、ご覧になって楽しんでいただければ嬉しいです。
今回は16日(土)、14時半より、「リフォームを選ぶ」と題して、トークショーを担当しますので、こちらもぜひ聞いてください。

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 イベント参加のおしらせ

まだ松が取れないからでしょうか、なんとなくお正月気分が続いているのですが、ギルドデザインの今年の出だしは、イベント参加が続きます。
今週末の9日(土)〜11日(月/祝)は、ASJ立川スタジオが主催する建築家展に参加させていただき、来週末からは、建築家31会の仲間たちと、横浜マークイズの東京ガスショールームをお借りしての建築模型展+相談会を開催します。
まずは、今週末のイベントですが、日野市の「ひの煉瓦ホール」で、11時から18時まで、3日間会場に詰めています。

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 ASJ 西三河イベントに参加します。

来週末の21日(土)と22日(日)の二日間、愛知県刈谷市で開催されるアーキテクトスタジオジャパンの西三河スタジオの建築展に参加します。
愛知県刈谷市は、僕の実家のある街です。
高校生までをすごし、大学からは東京に出てきてしまいましたが、まだ、実家には母と弟が暮らしています。
懐かしく思い出の場所も多いのですが、残念ながら、変わってしまったところがたくさんあります。
市の中心で、あんなに賑やかだった商店街(銀座通りっていってました)は、 見る影もなく消えてしまいました。郊外型のショッピングモール、車社会によるスプロール化の影響をもろに受けてしまったようです。
この間帰省した時に、その銀座通りのあった通りを散歩していて、素敵な住宅をみつけました。とてもわくわくする住まいでした。
変わりゆく街には、建築家の仕事が 必要ですね。
今回の、イベントで、何かできることを見つけたいと思います。少しでも僕の故郷に何かできることは、とても嬉しいのです。
セミナーもする予定です。たくさんの方に話を聞いていただきたいと思っています。

 

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 「住まいの設計」取材


今年の2月にお引き渡しした「中庭を造る減築リフォーム」のお住まいに、先日、「扶桑社;住まいの設計」の取材がありました。
リフォームを考えたそもそものきっかけ、設計への要望などの聞き取りから、撮影まで、3時間と少しのお時間となりました。

11月に入り、甲府は少し肌寒くなってきたこともありますが、薪ストーブにも火を入れていただき、気持ちは盛り上がります。

野球の練習から戻ってきたお兄ちゃんも加わって、ご家族全員の撮影参加で、カメラマンからの注文にも応えていただきました。
このお宅は、お子さんとの暮らしを楽しむ仕掛け、お子さんと触れ合う仕掛けがいっぱいあります。

生活の裏まわりを充実させることで、仕事を持つお母さんが、スムーズに家事をこなせるだけでなく、アイランドキッチンを中心に、ご家族が一つになるような大きなワンルームのお住まいです。


カメラマンからは、ポーズの注文も。


 
ご家族みなさんに撮影に入っていただくことで、ご家族の素敵な写真、楽しい写真がたくさん撮れたようです。ご協力に感謝です。
実は、カメラマンさんとご主人が、高校の同級生ということも発覚して、なおさら和気あいあいの雰囲気が作れたのかもしれません。

発売は2016年の1月21日だそうです。「住まいの設計 3、4月号」の「一戸建てリノベーション特集」に掲載予定だそうです。
どんな写真が、どのように紙面に出るのか、今から楽しみです。
 
撮影後は、高校時代の話で盛り上がっていました。
甲府の県立高校って、なんとも危ない話が多いのに驚かされました。

 

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 1年検査

「父娘で暮らす大屋根の家」の1年検査に伺ってきました。
季節を一回りすることで、乾燥や湿気、冷暖房などの負荷が建物にかかり、住まいに歪みが出るものです。その一巡の後で不具合が見つかれば、その部分の手直しをするための検査です。

このお宅は、お引き渡しから半年くらいの時に、階段踊り場の板が割れたり、ウッドデッキに染みが付いたりして、一度、メンテナンス工事に入ってもらっています。
その時に、ドア閉まりの不具合などの調整をしてもらっていたので、今回の1年検査では、新たな問題などは見つからず、検査を終えました。

 

ウッドデッキのシミは、デッキ材自体の退色や全体的な汚れなどで、目立たなくなってきていました。
 
 
 
 
半年目の時から、様子を見て1年検査の後に手直しを行うことにしていたドイツ漆喰の入り隅部分のひび割れへの補修工事をさせていただくこととなりました。
もう一つは、重すぎる木製サッシの調整が残りました。窓ガラスが大きいということもありますが、気密パッキンがしっかり効いてるためでもあります。
木製サッシ屋さんの都合が、検査日程に合わせられなかったため、後日伺って確認してもらうこととなりました。
設計者としたは、工事の不具合もさることながら、1年生活をされた上での居心地や住まい方の具合が気になるところです。

「父娘で暮らす大屋根の家」は、高齢のお父様のことを考えた動線や断熱性の高さ、父娘の間での、プライバシーやべったりとならない適度な距離感のある生活空間を考えた家です。
他にも、こんなものがあったほうが便利じゃないですか、という提案をいくつもしています。そんな物事の確認のためにも、1年検査をさせていただいています。
酷暑の日の仕事から戻った時の室内の涼しさ、リビングの開放感、フローリングの木の感覚、個室につけた洗面コーナー、収納の量、キッチンの使い勝手、脱衣室のタオルウォーマー、ルンバくんの様子、室内干し用ワイヤー、来客の反応まで、どれも良い評価をいただけました。

 
クライアントの部屋につけた洗面コーナーは、お友達からも羨ましいと言われているほど、作ってよかったコーナーで、とても便利に使っているそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
雨が降りそうな日、仕事に出かける前には、室内干し用のワイヤーを使っているそうです。
なくては困るものになっているとか 。
 

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 「建築家31x3works」建築模型展

11月6日(金)〜8日(日)まで、新宿パークタワー1F ギャラリー3にて、建築家31会による模型展を開催します。
建築家の家づくりを知っていただくイベントも、今回で第20回目です。
いつものように模型と写真パネルの展示と、家づくりトークショー もおこないます。
トークショーは、4つのテーマに対して、それぞれ2組の建築家によるもので、建築家ならではの視点からの、土地利用、住まい方など、家づくりを考えたおられる方にとって参考になる話を繰り広げます。
会場には建築家も詰めています。ぜひ建築家を捕まえて、話をしてみてください。
建築家なんて、敷居の高いものではなりません。建築家との家づくりが、どんなに楽しいかを感じていただきたいと思います。
会場:新宿パークタワー1階ギャラリー3
会期:11月6日(金)〜8日(日)
10:00〜19:00 (6日のみ13:00〜)  入場無料

 

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 「ろじのさき」が houzz にフィーチャーされました。

3年ほど前に竣工した住宅「ろじのさき」が、website「houzz」(ハウズ)のエディターにとりあげられました。
houzzは、住宅やインテリア、家具などの暮らしに関わるテーマをとりあげていて、専門家と家づくりを考えている方とをつなぐコミュニティーサイトです。
もともとアメリカで生まれたサイトですが、今年日本にも上陸してきました。
ギルドデザインもお誘いをいただき登録していたのですが、 「ろじのさき」が今回、「ひとりきりになりたいときに」というテーマの中の一つの事例としてとりあげられています。
特集記事はこちらです。「ひとりきりになりたいときに」

 

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 木造住宅のリフォーム。間取り変更、構造補強

スケルトンリフォームという大掛かりなリフォームの場合、住まいの間取りの変更もよく行われます。
コンクリート造のマンションなどでは、各部屋の壁は、本体構造ではないことがほとんどなので、仕上げや設備を剥ぎ取ったコンクリート状態にして、新たな間仕切りや仕上げをするスケルトンリフォームはとてもしやすいことが多いです。
木造住宅の場合のスケルトンリフォームでも、生活スタイルの変更に伴って間取りの変更が求められることがよくあります。
木造住宅では、間仕切り壁の中にある柱が、本体構造の一部であることが多く、 マンションリフォームのようには、壁を簡単には壊せません。
しかし、コンクリートの建物では、間仕切り壁を壊すのは簡単でも、本体構造をいじることが、とても大変なのに対して、木造では、構造の組み換えや補強がしやすく、ある程度は構造体を動かしながらの間取り変更が可能です。

写真は2階の床を支える構造の様子です。
1階の間取り変更のために、柱を抜いたり、位置を変えたりする場合など、太い梁(床を支える木材で柱の上を繋ぐ材)を元々の細い梁の下から支えるように入れて、補強しながら、2階の床を支えるようにしていきます。
古い梁を取り去って、新しい梁に取り替えることもあります。

梁材は、既存や新規の柱を少し欠き込みながら、楔を使ってレベル調整をしつつ柱に差し込んでいきます。
さらに金物で、梁が柱から抜けないように補強します。
地震の時、構造は揺れ動かされ、柱と梁の接合部に力が加わるので、この補強がとても大切になります。
新築でも、最近はほとんどが金物による接合部分の補強がポイントとなり、良い金物が多く出ています。リフォームでもこの金物を使っています。
 

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 下地工事が完了

「アトリエのある小さな家」の下地工事がほぼ完了です。
現場では、詳細部分の確認と収まり打合せをしてきました。
外部では、左官屋さんによるモルタル下地が、しっかりと押さえられて仕上げっています。 小さな粒程度の柚肌状の吹付塗装で仕上げるので、左官による平滑な下地造りが大切なポイントとなります。

室内も仕上げのためのプラスターボード張りが完了して、これからが壁天井の仕上げ工事となります。

この吹抜には、まだ鉄骨のストリップ階段がついていませんが、数日後には取り付け予定です。
プラスターボードの止め方も、大工さんは、結構気を使ってとめてくれているようです。ビスピッチなどバラバラな工務店が多い中、適切なピッチを守っていて、これならこのまま仕上げでもっていいかって感じです。
バルコニー壁に開けた窓の収まりも確認してきました。
壁内通気用部材も問題なく収まっていて、笠置部分と壁との取り合い部の雨水進入対策もしっかりできています。

釘からのサビは少し残念です。早めに吹付の仕上げをしてもらいたいところです。

もう少しで、仕上がりです。
 

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 建築家サロン in 自由が丘

明日からとなりますが、建築家31会の一部有志による建築展「建築家サロン in 自由が丘」を開催します。
今回で7回目。建築家9組が、模型やパネル展示、住宅の相談にのっています。
建築家との家づくりとはどんなものなのか、工務店や住宅メーカーの家づくりとは何が違うのか、建築家は何をしてくれるのか、建築家ってどんな人たちなのか。
建築家とは、なかなか縁遠い存在だと思われていますが、決してそんなことはありません。 そんな建築家を知ってもらう機会にしたい展示会です。
お茶をしながら建築談義をしませんか。
今回は知り合いの写真家も展示参加しています。
9月26日(土) 10時〜18時
9月27日(日) 10時〜18時
ギャラリー「カーサタナ」 目黒区自由が丘1−23−15

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 シロアリ

古い木造住宅の場合、心配することの一つがシロアリです。
少し前に、木材腐朽菌によって、痛められた柱や土台の様子をお伝えしましたが、この写真は、シロアリによる被害の様子です。
被害の多いのは、湿気の上がりやすい土台や柱の足元周りです。
法規上で、一般的には、地面より1mの高さまでは防蟻処理をすることが求められているのは、そのためです。
この現場でも、造られた当初は、防蟻処理が施されていたのでしょうが、多くの防蟻剤は、そう長い間効いているものではありません。
かつてのクレオソートなどのかなり有害な薬剤では、まだ長期に効いたのかもしれませんが、最近の防蟻剤は、有効期限は5年程度ともいわれています。
20年、30年という築年数の住宅では、防蟻性能はほとんどなくなっているともいえますから、湿気のつきやすい状態での土台や柱足元は、かなり危険な状態に置かれているということです。
では、足元ばかりを気にしていれば良いのかというと、こんな例もあります。

これは2階の床を支えたり、地震力を受ける梁(はり)とか胴差(どうざし)と言われる木材です。つまり、2階の床下にある材料で、地面からは3m以上高いところにあります。
太い梁なんですが、シロアリによって上半分くらいがスカスカで、指を突っ込むとズボっと入るくらいでした。これでは大切な強度が足りなくなっています。地震や強風の時など、とても心配です。
この現場では、1階部分が少し出っ張っていたので、小さな屋根が付いていたのですが、屋根の作り方が悪かったのでしょう、雨漏りによって木材が湿った状態となり、シロアリの被害を受けたようです。
イエシロアリは水分を運ぶので、上階でも注意が必要と言われていますが、最近では水分を必要としない外来のアメリカカンザイシロアリの生息範囲も広がっているようです。一層の注意が必要なようです。
防蟻剤は、ゆっくりと揮発するものが多いです。
それはいつか再塗布が必要となり、有効期限が設けられています。
隠された壁の中で、効果がなくなるようでは、困ります。
ギルドでは、ヒバオイルなどの自然由来の防蟻剤を使っていましたが、ホウ酸の防蟻剤が認定されたことで、そちらを使うようにしています。
ホウ酸防蟻剤は、人への害はなく、揮発することがない防蟻剤です。